完全未経験者がプログラミングスクール「Happiness Chain」に入った背景と入会して1ヶ月間の感想

2023年7月末にプログラミングスクール「Happiness Chain」(以下HC)に入会してからおよそ1ヶ月が経過しましたので、
HCに入るまでの経緯や1ヶ月勉強した感想などをブログにまとめました。

私自身、入会する前にHCの生徒さんが執筆されたブログを参考にしたので、私と似た境遇の方の参考になると嬉しいです!

本ブログのターゲット

  • 「Happiness Chain」に入会を検討しているプログラミング未経験者
  • プログラミングスクールの入会を検討しているプログラミング未経験者
  • 上記のいずれかを満たし、筆者とバックグラウンドが似ている方

本ブログの目的

本ブログのターゲットの方が、「Happiness Chain」およびその他のプログラミングスクールを検討する際の参考材料を提供すること。
筆者とバックグラウンドが似ていないと参考にならないことも多いと思うので、少し自分の話が多いです。すみません🙇。

筆者について

年齢:28 性別:男 プログラミング経験:未経験
----------------------
- 大学卒業
   ↓
- 新卒入社
   ↓ 営業:Webや誌面の広告販売
   ↓ 広告運用:Web広告の運用
- 退社
   ↓
- 会社設立
   ↓ 会社解散を検討
- 独学でプログラミング学習
   ↓  約1ヶ月ほど
- HC入会 ←いまココ

新卒で入社した会社では、主に広告の営業やWeb広告の運用業務を行っていました。
Googleタグマネージャーを用いてサイトに広告のタグを埋め込む時に少しHTMLを目にしていた程度で、
プログラミングは完全に未経験でした。

新卒で入社した会社を辞めた後は、エンジニアの友人と起業してWebアプリを開発しましたが、
私の力不足から彼のモチベーションを維持することができず、サービスの開発が困難になりました。
それがきっかけになり「エンジニアとしてのスキルを手に入れねば!」と考え、学習を始めることになりました。

「Happiness Chain」入会前にやったこと

私がHCに入会する前に行ったことは以下の3点です。

  1. なぜエンジニア転職を目指したのかを自覚する
  2. 魅力的な求人を見つける
  3. 募集要項に書かれているスキル・技術スタックを勉強する

1.なぜエンジニア転職を目指したのかを自覚する

これは今後の全てのモチベーションに関わってくるので非常に重要です。もちろんその内容に優劣はないと思います。
私の場合はWebアプリを自分で開発できなければならない状況になり、最初は必要性に駆られて学習を決断しました。
なのできっかけは決して前向きなものとは言えなかったかもしれませんが、 「Webアプリエンジニアになれたら」という未来を想像した時に、 自分の中ですごく世界が広がった覚えがあります。
言い換えると、 営業や広告運用しかやってこなかった自分にとって
「今まで関わることを諦めていた分野のビジネス」に携われる可能性を見出すことができた瞬間でした。
正直今回の起業は失敗に終わってしまいましたが、自分が関わりたいビジネス領域を再確認し、エンジニアを目指すきっかけを得た「創造的失敗」だと捉えています。

2.魅力的な求人を見つける

転職を目指した理由を自覚したことで、どのような求人が自分にとって魅力的なのかがわかります。
給与や福利厚生、会社のミッションなど人によって様々な要因が決め手になると思います。
私の場合は、心から関わりたいと思うサービスを軸に探し、その求人を見つけました。 もちろん、最終的にそこに転職できるかはあくまで結果ですが、
その結果に近づくための過程を進む指針として、目標となる求人を見つけることは重要だと考えています。

3.募集要項に書かれているスキル・技術スタックを勉強する

エンジニアになろうと思っても、そもそも何をしたら良いのか検討もつかない状況でした。
そのため、応募したい求人に書かれているスキル・技術スタックを身につけることが一番合理的だと考えました。
私の場合は、「JavaScript」「TypeScript」「Ruby on Rails」「Next.js」などのスキルが必要だと求人に書かれていたので、それらの勉強を始めました。

「Happiness Chain」に入会した理由

まず、エンジニア転職を志してからおよそ1ヶ月独学で勉強を行ってからHCに入会しました。

なぜ最初に独学をしたのか

そもそも転職を考えた時点で、いつか何かしらのスクールに入るだろうと想定はしていました。
ただ、これはあくまで個人的な意見ですが、何においても完成系やゴールのイメージがついている方が過程の学習効率が高いと思っています。
バレーボールを全く知らずに直上のオーバーハンドパスを毎日続けるのはかなり大変です。
なので、少しでもゴールのイメージを明確にした状態で本格的な学習ステップに入るために、1ヶ月ほどを目安に独学の時間を設けました。

なぜスクールに入ろうと思ったのか

最初からスクールに入るつもりでしたが、独学を続ける中でその気持ちはさらに高まっていました。
というのも、未経験で独学をする上で「自己評価をする基準がない」ことはやはり最大の課題です。
つまりどの程度であれば目標とする求人のレベルに達していると言えるのか、その判断をする基準を全く持ち合わせていないため、ゴールに対する進捗を評価できません。
1ヶ月ほど独学をすることで、スクールに対して「エンジニアとしてのスキルが客観的に評価されること」を求めるべきという考えに至り、スクール選びを行いました。

なぜ「Happiness Chain」を選んだのか

1.能力評価の高さを客観的に証明できるスクールだと思ったから

既述の通り、とにかくスクールに対して求めたいのは「エンジニアとしてのスキルが客観的に評価されること」でした。
(もちろん、もし転職が成功しても能力不足で迷惑をかけたくないので、現場で通用する実力をつけられるのは大前提ですが。)
評価の方法はいくつかあると思いますが、スクール=つまり学校なので、
大学などと同様に一番シンプルな評価方法は「卒業」「カリキュラムの終了」だと思います。
東京大学を出たのなら日本では非常に頭の良い部類だろうと思われるのと同様に、
このスクールを卒業したのならエンジニアとして相応の能力があるのだろう という客観的な評価の高さを求めたいわけです。

したがって、受講生や卒業生がたくさんいるスクールはまず外しました
未経験なのでスクールの難易度を比較できる基準が自分の中にないため、
スクールの卒業難易度の高さ=客観的な能力評価の高さに据えました。

たいへん失礼な言い方で申し訳ないですが、
HCは大手のスクールと比べれば決して入会生や卒業生が多いわけではないです。
また、非常に難易度の高いスクールであると公式でも謳っておられます。

HC経営者のゆうだいさんTwitter をかなり拝見しましたが 中途半端な意欲の人はHCに入会する勇気が持てなさそうな感じがなんとなくしました。
なので入会される人は結構な意欲を持って入会されているのかなという印象を受けました。
そのような方々を集めたスクールで卒業に近づくことは、客観的な評価の高さにも結びつくのではないかと考えました。

2.HCが優れたサービスだと考えられたから

広告や比較サイトにも出していないのに100人以上の受講生を集められているという点も決め手の一つです。
はっきり言ってめちゃくちゃすごいと思いました。
自分は前職で広告に携わり、起業も少ししてみたわけですが、広告も打たずに顧客を集めるというのは本当に難しいです。
しかもスクール系商材は単価が高く、サービスの信頼性が重要なので大手じゃないと特に難しいと思います。
本当にサービスの質が良く、ビジネスモデルも優れていて、広告以外のマーケティングをかなり努力されているだろうと考え、HCを信頼して入会しようと思いました。

「Happiness Chain」に入会して1ヶ月経った感想

入会して1ヶ月で勉強時間は約100時間ほどで、ロードマップに従って勉強を進めています。

他のスクールとカリキュラムや難易度を比較できるわけではないのであくまで個人的な意見ですが、
独学時に必要だと思って学んだいくつかの言語やスキルの幅をロードマップは遥かに凌駕していますし、
正直これを卒業できる人が何万人もいるとは到底思えないので、求めていた通りの難易度に満足しています。

ロードマップがとても長く、先の未来を想定するのが結構難しい気はするので、
個人的には、最初に数週間でも独学を挟むとモチベーションの維持がしやすい場合もあるかなと思います。
ただ、独学と入会を悩むくらいなら早く入会してロードマップの恩恵を得る方が断然良いかなと思います。

「Happiness Chain」に向いてそうな人

ポイント1:勉強がそもそも好き

他のスクールでも同じことが言えると思いますが、インプットの量は正直とても多いと思います。
受験科目で歴史は好きだけど、数学は嫌いというのがあるように、 HCのロードマップを進める上でも学ぶ言語やスキルによって必ず個人的な好き嫌いが出ると思います。
なので、何か特定の内容に楽しさを覚えるというよりは、新しい知識やスキルが身につくこと自体にまず面白みを感じられることがかなり重要だと思います。
個人的には、新しい知識をたくさん身につけられたということを実感できるように、学んだ量を可視化しておくとモチベーション維持に有効だと思っています。

ポイント2:復習をするのが好き

これもスクールの種類やプログラミングに関わらず、勉強をする上で必須のことだと思います。
インプットの量がとても多く、内容も難しいので復習をしないとなかなか頭には残りません。
大学受験をそれなりにやってきた方であれば、復習を行う習慣も身についていると思うので、思い出して実践できると良いかなと思いました。
受験勉強とは違って、暗記することに重きを置かなくても良いと思うので、さらっと復習する習慣をつけるのがポイントです。
私は自分でとった勉強メモを見返すというのがかなり苦手なので、勉強メモから問題を作成して、テスト形式で毎日楽しく復習をしています。

tatsuki-ju.hatenablog.com

ポイント3:毎日日報を書ける

HCでは勉強した日には日報を書くことを推奨されています。
日報を毎日書くというのは意外と難しいです。
前職では毎日日報を書くことができない人をたくさん見ました。
「当たり前なことほど継続が難しい」というものの典型的な例の一つだと思います。
ただ、「こんなこともできないということは… 」というものの典型的な例の一つでもあると思うので、
そこに価値を見出して継続できることが必要です。

ポイント4:少しでも良いから毎日勉強時間をとれる

これも上記同様、「当たり前なことほど継続が難しい」例の一つだと思います。
毎日勉強をすること自体が重要というよりは、それを実施できるだけのモチベーション管理が重要だと思います。

ポイント5:ある程度自己解決を求める

行き詰ったら他の生徒さんたちやメンターの方から優しくアドバイスをいただくことは可能です。
ただ、それも他人の貴重な時間を使っていることに変わりないですし、自分で調べた方がそもそも早いという場合もあるので、
まずは普通に自分で解決したい、という考えの方が向いているかなと思います。

私自身未経験なので、正直よくわからずに止まるところも多々ありますが、
みんな同じロードマップを行ってきているので、他の方のSlackの過去のやり取りなどを参照するとだいたいヒントはあります。

学校の授業のようにみんなで一緒に勉強をするような集団授業ではないため、
良くも悪くも、一人で黙々やるのが好きなタイプの方が向いていると感じました。

長くなってしまいましたが、未経験からプログラミングスクールの入会を検討している方の参考になりますと幸いです。